UFC観戦記①
土曜日は待ちに待ったUFC JAPAN。久しぶりのさいたまスーパーアリーナ。
以前は格闘技の聖地といわれていたこの地。お客で行って熱狂したり、リングドクターでバタバタしたり... 。 客としてもスタッフとしても、何度も何度も行ったので、随分身近に感じていた。
今回、一年ぶりに訪れたが、何だか遠く感じた。もう、人様の、外国人の手に渡ったような気さえなった。不思議な印象だった。
入場すると、屋根が低く、やや小さいバージョン。
でも、ディファ有明や後楽園ホールや新宿FACEとは比べ物にならない規模。そして、12,000人強の観衆が集まったらしく、ほんとに超満員。
熱狂度も半端ではなかった。
まだまだ、熱いぞ。MMA。 こんなに、ファンがいるじゃないか!!
年に一回しかない日本でのこのビックイベント。
だからこそ、ここに上がる・上がってみせる!! という気で、選手たちのモチベーションが上がれば、それでいいと思う。
純粋なファイターだったら、ここに上がりたいだろうな。 ファイトマネーとか生活とか... あまり関係ないよな。
そんな事よりも、もっと大きなものが得られるよ。
ちょっと前置きが長くなったが、久々に、総合格闘家が羨ましく思えた。
ここ何年かはそんな思いを感じなかったが、今回は嫉妬した。
人生を懸けた、命を懸けた戦いは、自分の第六感をハイパワーで刺激する。
どんな事よりも刺激されて、今回ばかりは、クタクタで帰路につくのにも苦労した(笑)。
ボーっとして、疲れ果てて、ジトーッとした汗がにじんでいた。
日々の生活にこんな刺激があったら、毎日すごいな... とさえ、思った。
その位、久々に格闘技観戦に夢中になり、泣いて笑って叫んだ半日だった。
それぞれの選手に深い思いがあって、その試合が何回も何回も連続して現れる。
気持ちを休める暇さえない。
こんな経験初めてだった。
金ちゃんではないが、UFCありがとう。MMAありがとう。
そして、結果はそれぞれだが、
金原正徳 深い思いをありがとう。
徳留一樹 夢と生き様をありがとう。
堀口恭司 希望をありがとう。
佐藤君もストラッサー君も菊野君も中井さんも、そして五味君も... みんなみんなありがとう。