夏休み最後は

昨日のSRC両国国技館大会、凄すぎた!何しろメインイベントの三崎vsサンチアゴはSRCでは史上最高の盛り上がり。最近、いろんな試合を見ているが、これほどの試合は久しぶりだ。PANCRASEでは近藤vs菊田、アライvs井上、川村vs山宮など激しい試合は多々あったが、本当に勝ち負けを度外視した魂の闘い...圧巻だった。

また、この大会はやたらとローブローが多く、不思議な大会だった。僕らのリングドクターチームには、”ローブロー専門”ともいうべき、泌尿器科医の月永先生に入ってもらっているから、非常に安心だった。毎回毎回、リング上で悶絶している選手に歩み寄り、バスタオルで下半身を隠して触診しているのが、見慣れてしまう位多かった。
”何だあのドクターは?ローブローの時だけ来て、陰部の触診しているよ!!って、言われちゃいますよ!!
と、月永先生。笑っちゃいました。


いろいろあった大会だったが、ドクターとしては大変忙しく、今後の課題も見えた大会だった。
何だかんだ言われても、根本的に強くなりたいがために頑張っている選手に支えられ、今がある。趣味でありライフワーク感覚で始めたリングドクターも、今ではそんな感覚では許されなくなったし、それでは選手に失礼だ。
またまた、たくさんのエネルギーをもらって帰ってきた。夏休み最後の、これでもか!!と言わんばかりの最高の興行だった。