誇り

一昨日の昼間に、丸山記念総合病院時代に自分が担当でオペをした患者さんが定期健診に来てくれた。自分の事情で病院が変わっても、嫌な顔ひとつせずむしろ笑顔で自分の診療に来てくれる。何かお土産や思い出話や面白いネタを必ず持って来てくれる。診察室に入ってくると何か落ち着いた気分になる。一緒に病気と闘い、月に一回程度の”健康確認”。元気であることが本当に嬉しい。大宮から新宿に回って、立川を経由して玉川上水へ。自分のような未熟者を信用してずっと付いてきてくれる。”いったい自分はわざわざ来てくれる患者さんにそれ相応の診療、情熱を返せているのだろうか?”時に不安になる。吉祥寺の病院時代の患者さんもたくさん来てくれていて、今は武蔵村山の患者さんもたくさん来てくれている。こんな恵まれた環境だからこそ、たくさんの患者さんの期待すること以上に満足が得られる心の医療をし、気持ちの恩返しをしよう。
今回は、韓国のお土産を頂き、そして3月7日が大切な結婚記念日であるにもかかわらず、武蔵村山まで来てくれた。こんな温かい患者さんに囲まれていることを誇りに思う。自分のモチベーションだ。
次の診療が楽しみだ。