師匠が病院長になった

昨日は、外来終了時刻をやや早め、大切な会に出席した。それは、小山勇教授が埼玉医科大学国際医療センターの病院長に就任したため行われた、病院長就任祝賀会。場所は川越プリンスホテル
行き慣れた場所とはいえ、今回ばかりは感慨深いものがあった。

小山助教授が教授になって、そして、とうとう、病院長になった。心の・人生の師が一層、考えられない所まで行ってしまった。  今回ばかりは、めでたいというよりも誇らしい気分だ。生意気だが、”弟子”を自負している以上、こんな気分になるのも当然だ。 とっても清々しかった。

”天下を取るよ!”
”天下国家を語るよ!”
”世界と戦うよ”
”全部受けるのが、僕たちだよ。絶対に断らないのが僕たちだよ!!”
”何でも困ったときは言って。送ってよ。”
”50代がこんな大きな病院の病院長なんて、今まででは有り得ないよ。若い世代が変えていくんだよ!”
....

突然会場で直接呼ばれて、そんな話しを語られた。1時間にも2時間にも感じた、とっても濃い時間だった。

小山先生とは、もちろん、能力も才能も、何もかもが全く違うし、何一つ追いつけないだろう。けれども、スピリットだけは忘れず、教えられたことを日々実践している自分。

今回聞かされたお話しが、毎日のように、クリニックでも宴でも、どこでも自分が仲間や部下に話している内容ととってもかぶった。

やっぱり自分はこの人の生きる道=医道 を常に憧れて、遠い遠い背中を見て、追いつこうと必死になっているのだと、帰路でしみじみ感じた。

小山先生、おめでとうございます。

自分も武蔵村山で、精一杯で生き抜こう。