クリニックでのこと

毎日毎日、クリニックの中でも外でも忙しい。本当に充実した毎日だ。月初はいろんな事務仕事や会が多く、何だか訳が分からない。

そんな中、朝の7時半から夜の7時半のクリニック業務は、いつでもどこでも無酸素運動で、働く場所は同じでも、毎日毎日違う事が起きて本当に楽しい。

最近は...

まず、久しぶりにクリニックの待合室に行ったら、水槽にフグが現れていた。真ん丸の体で必死に泳ぎ、決してスイスイではない泳ぎ。バタバタしていたが、何だか癒された。
最近は、熱帯魚のリクエストがないが、”患者さんのみなさん、どんどんリクエストをお願いします!!”

そして、猛暑の昼間に往診に出た。村山団地の高層階に行ったら、”太陽光発電”のパネルがたくさんあった。こりゃすごい。
社会問題になってる、エネルギー政策。
管首相、武蔵村山に来てみなさい!!

そして、今日は不思議なシチュエーションに遭遇した。
病気を克服して10年を経過したので、待ってましたとばかりに、生命保険に入る(入らされる?)ことになった。
それには、厳重な身体検査が必要なのだが、僕は言わずと知れた医師である。そのため、書類では証明しきれないのか、保険会社の”担当医”が検診のために、自分のクリニックに往診に来た。

自分の診察室で、自分は白衣を着て、いつもの椅子に座る。検診の先生は、患者さんの椅子に座って、私服で僕に申し訳なさそうに問診をする。僕は、白衣を胸まで上げて、私服の先生に診察をされる。ほとんど”聞いてないだろ!!”というくらい早い聴診。先生は、申し訳なさそうに質問や確認事項を話す。  そして、横では、事務職員が非日常の光景を見て、くすくす笑っている...。
いつもと全く逆の光景だが、座ってる場所や着ている服が白衣である分、患者さんになった気分でもない。なんか不思議。なんか変だった。

検診の先生、ご苦労様でした。

明日の朝には、金原選手がチャンピオンになってるか、ロシアから情報が入る。久しぶりに緊張する夜である。