連休はお勉強と再会

何だかんだで毎日毎日帰りが遅くなり、久々のブログ更新。

よく、”ブログネタ”を考えることがあるけど、今回ばかりは盛りだくさんで、書ききれない。だから、今回は、この連休中のお話し。

せっかくの連休だが、今回の連休は、母校であり出身医局の埼玉医大に行って、産業医の講習会だった。
すでに産業医として、武蔵村山市で活発に活動しているが、今回は更新のためのお勉強。いつもどちらかというと患者さんに”説明”しているので、今回久々に丸々二日間”説明される”側に立つと、これがまた不思議な感覚で、新鮮だけど、苦痛で、長い...。意味が分からないが、やっぱりいつもの診療がいかに快適かがわかった。
でも、本当に”改めて”の知識が多く、今後の産業医活動には充分生かせる気がした。

それにしても、埼玉医大が変わった。僕らが毎日泊まり続け、朝6:30の回診の後に毎日7:30からカンファレンスを行った場所=外科別館が解体され、そこに学生の講義棟ができた。    またこれがすごい!!

僕らの学生時代は、”代返”だの、”抜け出し”だのしていたが、そんな講義室ではない。
出席もコンピューター管理で学生が教員の講義の評価をして講義が終了するそうだ。変わったもんだ。埼玉医大も今や偏差値70なんだって。  聞いてびっくりしたし、この環境を見たら納得した。

でも、坂からの光景は今も昔も変わりなく、ただ違うのは、ちょっと歳とった自分。
ボロボロの白衣から私服に代わって、早歩きからのんびり歩きに変わった、自分だった。
週に一回くらい病棟を抜け出して外で外食できた”秀楽ラーメン”はなくなっていた。ちょっと寂しかった。

そして、クリニックから紹介し、入院している患者さんのお見舞いに行ったが、すれ違いで退院されていた。寂しい気もしたが、退院できたんだからめでたい。

帰りに、同級生三人と会った。大学の次期准教授、都内の医局の医局長、広島で独立開業...。同窓会は?と、話したが、みんながみんな口を合わせて”忙しすぎてそれどころではない...”。

確かに、今僕らはそれぞれの第一線で奮闘中。すごい責任と使命の元、生きている。そんな100人がこの田舎の大学で、6年間一緒に生活して勉強してきた。田舎だから、ほとんど全員近くに一人暮らしだった。不思議で仕方ない。

また、もっともっと大きくなったら、笑顔で再会したいものだ。

僕も頑張らなくっちゃ。  と思って帰宅した。 なんか頭がぼけている。

そんな連休でした。