"りき”に”ちから”をもらった

”力”といえば、長州力。ではなく、今や、”福田力”である!!。
と思っているのは、総合格闘技ファンだけかもしれないが、GRABAKA福田力選手が、底知れず強い。DEEPミドル級の王者であるが、先日の防衛戦は単なる防衛戦ではなく、観衆の心を掴む生涯最高の試合だったようだ...色々な媒体で絶賛されている。
そんな力選手が、昨日クリニックに来院した。すごい外見でびっくりしたが、充実しきっていた。でも、相変わらず謙虚で腰が低く、とてもこれから世界に出る選手とは思えないほど控えめだった。
外見はご覧の通り。
体は大きく、丸坊主。耳はつぶれて、目は鋭く怖い。そして、まるで”親父狩り”にでもあったかのようなアザだらけの顔面。それでいて、大きな体を小さくして小さな声で控えめな言葉...。強い人なのか弱い人なのか...何だかわからない不思議な感じで、本当に人懐っこい選手だ。

鍛え抜かれた体と心。戦い抜いた激闘の証である傷。充実しきった表情...。いつかの山宮選手の来院時にも感じたが、本当に格好いいな...と、惚れ惚れしてしまった。
人間やりぬくと、後悔はない。出し尽くせば、振り返る余裕もない。
リング上だけでなく、リング外でも久しぶりに”力”をもらった一日であった。

小さな事など、考えていられませんね。