鉄人が来た

昨日は、GRABAKAKEI山宮選手が来院した。
先日のPANCRASEとU-SPIRITSの連戦で、とうとうかばっていた故障部位が悲鳴を上げたようで、遠路はるばる武蔵村山の地に来た。


今回の故障部位は...      いっぱいありすぎて書けないが、何しろたくさんある。

それもそうだ。今は、デビュー20周年を控え、通算100戦っていう、前人未到の”ギネス記録”を、ミノワマン選手と争っている状況。

プロ野球では金田正一が400勝したが、今のプロ野球では到底考えられない。一試合100球しか投げず、中4日で投げる時代だもの。



総合格闘技も同然。多くて、2ヶ月に一戦。それを15年以上繰り返すわけだ。
これは、今の格闘技の常識では不可能。


旧世代:気合い、根性、スポ魂、ガムシャラ...
新世代:科学、頭脳、理屈、綺麗に...


どっちが正しいのかはわからないが、昭和と平成の違いだ。


100戦を控える、”格闘技の鉄人”は、まだまだ第一線で活躍中。
PANCRASEをこよなく愛し、格闘技:リアルファイトをこよなく愛する人気者の頑固者。

今や山宮選手は自分にとっては同年代の”親友”のような存在になった。

そして、今回も、全ての処置に汗びっしょり。

試合では強気だが、医療行為は大嫌いな山宮さん。



こんなんでは、リング上で相手選手に注射針でも見せられたら、一瞬で負けてしまうだろう。
水戸黄門での悪代官が紋所を見せられた時のように...。




山宮さん。身体のメンテナンスは終わったので、100戦達成へ、世界最速で突き進んでください。