小澤准教授の祝賀会

昨日は、朝から通常診療。埼玉で勤務をしていた時から来てくれている患者さんが、検査のために遠くから来てくれた。
”先生、毎日ブログ見てますよ!。朝、会社に着いたら必ず見てます!”...
そういえば、最近は2・3日に一回しか書いていない...。有り難いやら、恥ずかしいやら、申し訳ないやら...下半期はまめに書きますね。コメントもお願いします。

そして、夕方の診療終了後、大慌てで川越へ。
実は、高校の三年間はこの電車でひたすら通った。懐かしいけど随分変わった。約20年ぶりの西武新宿線下り。電車のシートが青くなって、駅の風景もかなり変わった。入曽の茶畑も少なくなった。

でも今回の目的は、大学医局の先輩、小澤修太郎先生が准教授になり、そのお祝いの会のために川越東武ホテルに行った。何より驚いたのは、参加人数の多いこと。これも小澤先生の人望の厚さ。滅多に会えない先生とたくさん話しし本当に良い機会だった。


小澤先生といえば、思い出は尽きない。自分の入局した年の最初のチーフレジデント。医師とはどうあるべきか・外科医とはどういうものなのか...そして、社会人とはどういうものなのか...  これを教えてもらった最初の上司。
=全ての患者さんを父であり母であり家族だと思って接し、全ての病ある患者さんに今出来る精一杯のものを体を張って提供する。全て受け入れる。決して断ってはいけない。僕らは、全て診られる医師集団だ!!...
こんな、医師・社会人教育。ほとんど一緒に寝泊りしたが、小澤先生は、食事が早い。寝つきが早い。手術も早い。厳しいのだが、何か茶目っ気があって憎めない。単純でストレートなすぐ上の先輩。
そんな先生が、がんセンターの准教授。嬉しいような、不思議な気分だった。

そして、この会はみんなが何だか笑顔で、良くある嫉妬心のような顔は誰一人していない。それは、この医局員みんなが日々充実していて、すごいポジションを得ているからだ。やっぱりこの出身医局はすごいぞ。

チョイ田舎の開業医の自分も、負けじと明日から張り切っていこう。

小澤先生おめでとうございました。