たわらクリニック
学生時代には宴会の先頭を切り、第一外科・消化器一般外科では”レジデント”って言葉が一番似合う先輩であった、俵英之先生が、埼玉県鶴ヶ島市に開業した。
名前は、たわらクリニック。
マスコットは、黒豹ではなく、なぜかフクロウ。
http://www.tawara-clinic.jp/doctor.html
自分が、10年近く住んでいたマンションから車で約1分。東武東上線・若葉駅のすぐ近くだ。
そんな、たわらクリニックで、週末に内覧会が行われた。
これは絶対に駆けつけなきゃいけないので、日曜日にお祝いがてら訪問した。
久々の鶴ヶ島だったが、段々に都市化していた。たわらクリニックができた場所は、確か、何にもなかった。雑木林か雑草地帯。
訪問すると、二日目ですでに来院ナンバーは250人を超え、すごい人数。
さすが、黒豹先生。 黒豹のように、スタートダッシュが良い!!
中は、郊外だけあって広々としている。それでいて、お洒落。
肝心の俵先生は、未だに、勤務外科医の感覚が消えないのか、手術着で登場だった。
俵先生は、いつまでも飾らず作らず、自然体の俵先生だった。
何だか安心した。
でも、メスを握り続け、誰よりも夜中の緊急手術が似合い、生き生きしている先生が、開業医...。 寂しいような嬉しいような、複雑な感覚だった。
だが、一足先に開業医になった自分には、同じ心、同じスピリットを持った身近な先輩が、遠くても地域医療を支える一つになったことが、嬉しくて仕方なかった。
まあ、俵先生だもの。 時間の問題で大盛況だろう。
これでまたまた、第一外科ファミリーが独立した。
心は一つ。
患者さんのために。
そして、すべて診る。
自分も、心新たに、頑張ろう。