充実した土日
週末に楽しんだ分、週明けからはフル回転だった。
昨日のなでしこジャパンは残念だったが、準優勝・世界第二位は素晴らしいの一言。
本当に素晴らしい。二回目の国民栄誉賞だな。
土曜日は、診療を夜までばっちりやった。土曜日の夜は、いつの時も、充実した診療に感謝して終わる。 やり残しなどないように、やりきって終わる。 いつでもどこでも全力投球で投げ続け、そこから休憩地点に突入だ。
そして、久々に名門に行き、埼玉医大第一外科の同志と、同窓会の定例会。
”絶倫コース”を食しながら、過去の思い出と現在の報告と未来の野望...を、淡々と語りあう。 みんな頑張っている。
親友の山田先生は、秩父病院の診療総括部長。 相変わらず無欲で、手術に没頭し続ける。 変わらず、ほんわかした男だ。
同級生の多賀先生は、新座志木中央総合病院で外科を引っ張る。 医療を学問と捉える姿勢はいつでも変わらない。 同級生だが、何だか先輩のような男だ。
一番のよき理解者の高橋先生は、三郷で介護と医療の連携を引っ張っている。開業医としての鏡だ。 開業医にないパワーが漲っている男だ。
そんな中、自分は武蔵村山の”何でも診る”ジェネラリスト。
自分がこの中でどう映っているかはわからないが、道は違えど、追いつき追い越せでこれからも彼らと切磋琢磨して行こう。
次の定例会は、増員予定。
そして日曜日は昼からPANCRASEのリングドクター。
PANCRASEのメディカル部門が発表されたばかりだったので、そのことをいろいろな方に聞かれた。
今までの十数年と全く同じスタンス。 自分がPANCRASEにできる事、格闘家にできる事... それは今も昔も全く変わらない。
それこそ、自分の出来る限り、”全部診る”のだ。
そして、格闘家が体の事を心配せずに、安心してゲージに上がれて、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作るのだ。
それだけの事なのだ。 難しい事はないのだ。
そして、今回の興行は怪我も多く、救急搬送者も多かった。
砂辺vs伊藤の試合は、今までの歴史を思うと、思いの深さを感じた。だが、不思議な違和感も感じた。
ブラジル勢の強さも見せつけられた。
UFCに出てもいない強い選手が、こんなにも大勢いるのかと思うと、世界の広さを感じた。
初参戦の上田選手は、素晴らしかった。アスリートらしく礼儀や態度が特にすばらしい選手だ。そして、強かった。
今回の興行は、メイン終了後から21試合もあり、本当にクタクタになった。
お客もいないような状態でのアマチュアの試合。 技術が未熟だからこそ、大怪我にならないようにヒヤヒヤした。
次回のPANCRASEはクリスMAN vs 石川英ちゃん。Banchoも出るし、注目選手が多い興行だ。 夏休みのプレゼントだ。
終了後は、KEI山宮さんと格闘談義。
そして、先日の湘南魂の”格プロ”談義。
帰りがけに、応援している選手から、夏のプレゼント・お礼 を戴いた。
こういう気遣いができる選手もいる。 心から嬉しいし、気持ちに感激した。
そして、ドクターとしての援助・サポートに気合いが入った。
そんな充実した土日であった。
何もかも、刺激の多い日々だ。