伝説の終焉

昨日は、埼玉医大第一外科の先輩、俵英之先生の結婚式だった。場所は目白の椿山荘。
大庭園を見ながら、はなれの特別会場へ。広い広い、とってもいい会場だった。俵先生は、一生涯独身を貫くことは、医局員の暗黙の了解で、今回の結婚の話を聞いたときには正直、びっくりした。とうとう来るべき時が来た...。最終戦争、アルマゲドン...。小山教授のスピーチもいつになくドモリまくりで、一線を越えてはいけない自制感と、どう笑い話に導くかの期待感で、大変そうだった。でも、直感で思ったのは、””黒豹”俵先生も今や、埼玉医科大学外科の講師。疲れてるし、老けたな!”。俵先生、幸せそうですけど、ゆっくり休んでくださいね。
二次会は、医局のみんなや病棟のナースと思い出話で盛り上がった。同期の親友・盟友の山ちゃんとは、いつもの会話で結束の再確認。
とうとう一人取り残された、本当のラストエンペラー、浅野博先生は、珍しく静かに酒を飲んでいた。
我が医局、独身伝説が終焉を迎えた。次の衆議院議員選挙で政権も変わりそうだし、何だか不思議な気分の結婚式だった。
俵先生、末永くお幸せに。