浜崎朱加、頑張れ
お彼岸の連休が終わった今日。
久々の雨降りだったが、東京は国内で一番早く桜の開花。
お彼岸。桜。卒業。入学。年度末。新年度。野球開幕。菜の花... 春は良い言葉のオンパレードである。
それぞれの言葉にたくさんの思いだがあるものだ。
そして、ネガティブの言葉の”花粉症”は、今や自分にとっては過去の物。もう、克服したのだ。
明日の朝はWBCの準決勝。菅野と小林のジャイアンツバッテリーがどこまで頑張ってくれるのか。 楽しみで仕方ない。
そんな連休明けだが、今週はとうとう世界チャンピオンの浜崎朱加:浜ちゃんが、一階級上げて新たなビクトリーロードを歩みだす。
アトム級の絶対王者になった今、世界に浜崎朱加を誇示するのはUFCの舞台に上がるしかないと判断した。
無謀ともいえる挑戦を決断した彼女を、ここまで、できる限り応援してきた。
この挑戦が、明日のWBCでアメリカとぶつかる侍ジャパンに被る。
メジャーリーグがエンターテインメント事業で、メジャーリーガーがフィジカル勝負ならば、NPBはアビリティー事業で、パフォーマンス勝負。
体の小さい浜ちゃんは、パフォーマンスと根性で勝負すればいいのだ。
今回の挑戦に際し、たったの3か月間で48㎏級から52㎏級の身体にする相談を受けた。
無謀ともいえるウェイトアップだが、彼女はやり切った。
目先の体重計こそ変わらなくても、見た目に肩腕の張りが出た。上下肢も明らかに太く硬くなった。
そして何よりも、一層表情に余裕が出て、自信が漲ってきた。
焦りも気負いもなく、自然体の姿勢が自分らを安心させてくれた。
だが、冷静に考えると彼女は階級こそ違えど、世界チャンピオン。そして絶対王者。
経験と実績が彼女の雰囲気を変え、調整の順調さが自信を生んだ。
だから、決戦前というのに、何だか殺伐とした雰囲気もなく、すんなり送り出すことができた。
心配しているのは他ならぬ自分だけかもしれない(笑)。
練習を追い込んだら、もうリミットよりアンダーですよ。
重けりゃ良いってものではないですからね。
寝たら押しつぶされるので、パンチで倒してやりますよ。
もっと美味しいごはん食べなきゃですね。
だそうです。
もう、安心して日曜日の試合を応援しましょう。
そして、親友で一番のパートナーであるアミバにも、帯同をお願いした。
戦略はわかりませんよ。
せっかく行くんだから、楽しんできますよ。
何にも朱加の力になれないかもしれませんよ。
だそうです。
それでいいんです。 アミバの仕事はムード作り。遊び感覚を作る事です。
戦略は阿部さんにお任せして、浜ちゃんが浜ちゃんらしくいられるように、いつも通りで接してください。
この布陣ならば、負けなし。 浜ちゃんが勝つためにはアミバが必要なんです。
浜崎朱加、頑張れ。 思い切って戦ってこい!!
アミバ、頼んだよ。
という事で、皆さん、日曜日の午前中はカンザスの方に向かって、応援をよろしくお願いいたします。