PANCRASE興行

昨日は今年初のPANCRASE興行。


毎年、格闘技は年末に向けて大きく動くので、年初は静かだ。
PANCRASEも例外ではなく、毎年2月が新年第一弾になる。



カード的にも、タイトルマッチなどはなく、比較的落ち着いたカードが多かった。

今回は、ドクター5人中3人が所用で欠席だったので、2人体制の医療班で忙しかった。


今回は約20試合あったが、救急搬送一件と数件の処置があり、バタバタした。


今回からPANCRASEのオフィシャルルールも改正され、ゲージサイドのレフェリー陣にわずかな戸惑いも感じられたが、まとまったチームワークでいつになく毅然とし、素晴らしく思えた。

アメリカ・ファースト、都民・ファースト...ではないが、ユニファイドルールに合わせ、レフェリー・ファーストなので、ドクターチェックができない。

それが、今のリングドクターのストレスでもある。

ファイター・ファースト  になってもらいたいものだ。





試合は、メインの朱里選手は強かった。ぶれない心・UFCのチャンピオン目指し、プロレスラーとの二刀流を成就させている。  見るたびに強くなっており、その努力がうかがえた。


佐藤光留選手は、巨漢外国人をまさかのKO!!
本当に引き出しの多いファイターだ。  見ていて本当に面白い。
光留選手、おめでとう!!


そして、草MAX選手も久々のスカ勝ち。
自分の事のように安心した。
草君、ここからが勝負だよ。



そんな興行だった。  テレビがない分、落ち着いて見られた。



帰りには、KEI山宮選手と慰労会。

毎回の慰労会も話しが尽きず、盛り上がった。
いつでも話題は、現代MMAとプロ格時代の格闘技。
MMAと総合格闘技...の議論。   
プロレスと格闘技を三度の飯よりも愛している二人の討論。  楽しめた。



ライフワークのリングドクターもこれで約20年。
未だに、PANCRASE興行、欠席なしの皆勤賞。

今年も倒れない限り、リングドクターを全力で頑張ろう。


お疲れさまでした。