新年あけましておめでとうございます

遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ブログアップが滞りました。




今年は、生まれて初めて海の向こうで新年を迎え、そのため、ブログどころではありませんでした。  言い訳ですが。





小学校二年生から父と兄と三人で”初日の出登山”をする事が決まっていた、我が齊藤家。

天井が凍っているテントの中で、電波の悪い室内アンテナのラジオから流れる”紅白歌合戦”を聞いて年を越した少年時代。

このパターンは、19歳まで続いた。

東北で一番高い山である岩手山は、父の故郷・岩手のシンボル。
そのシンボル、岩手山の頂上で新年を迎える...という父の夢が、三度目の挑戦で達成できた。これにて、齊藤家のルーティーンは終了。

そして、兄も自分も修業時代に入り、親父は天国に。
来月は13回忌だ。



そして、置いてけぼりの母の希望を叶えるため、ようやく実現した、海の向こうの”Happy new year”。


忙しすぎる兄と自分は衝動的に動いたため、空いてる場所を探しあてるのが大変だった。そして辿り着いた”ビンタン島”。

当日まで、どこの国かもわからず出発した。とりあえず今年は無計画のトライアルでもいいから、無理矢理実現させた(笑)。  事実がほしかった。



ここ数年は、いろんな事情で海外旅行は自粛していた。
金原君の試合も、浜崎さんの試合も... 本当に本当に行きたかったけど、我慢した。これは、開業医の、そして往診医の宿命だと思って我慢した。


そして、今回はいろんな調整をして、みんなに協力してもらって実現した。

後ろめたい気持ちもあったけど、割り切って飛行機に乗ってしまった。


そして4日間のみの滞在だったが、母の希望は叶えられた。



海とマッサージとプールでくつろぎ、食べて飲んだ。



自分に言い聞かせたのは、とにかく”無心”。

何も考えず、情報を遮断し、初心に戻る。

頭も体も真っ新にして、出直す。

その通りに、4日間を過ごしてきた。



今年は、武蔵村山さいとうクリニックが新棟の建設と既存棟の全面改修を行う。

初めてやる、自力での挑戦。  患者さんのため。そして法人の仲間たちのため。

必ず、度肝を抜くような物が出来上がる。   楽しみだ。

自分達も負けじと、地域の皆さんに信頼を置いてもらえるような素晴らしい医療機関になろう、と思う。


勝負の一年でもあり、飛躍の一年とも思っている。

だから、全てを真っ新にして、今年をスタートさせた。

さあ、今年も気合い入れて頑張るぞ。




今年もよろしくお願いいたします。



でもやっぱり、”Happy new year”よりは”あけましておめでとうございます”の方が良いし、ステーキよりはおせち料理やお雑煮の方が落ち着くな...。