PANCRASE興行

日曜日は、世間的にも注目度の高いPANCRASE興行だった。
前売り券が完売し、ディファ有明史上最多観客動員数ということで、当日券が売れたらあんなに狭い会場がどうなってしまうのか…と、要らぬ心配までした。


夜遅くなる事がわかっていたので、唯一の休日も午前中だけ。自分にとっての貴重な休み。だから、何に使うかを考えて、時間を大切にした。

まずは、マラソンレーニング。暑い中だったので、この日は10kmの河川敷ランに抑えた。
シャワーを浴びて、急いで床屋に直行。いつものように、“いつもと同じ感じで;”とだけ言い残し、完成まで、眠りの世界へ突入。この昼寝が床屋に行った感を感じる。
そして、直ぐに有明に向かった。



試合前から、予想どおりの熱気。観衆の期待度の高さを感じた。
ドクター席も今までで一番狭く、真後ろには最前列のお客さん。
担架も片側からの搬入を指示され、とにかくキツキツ、ツメツメだった。


自分は本場のUFCを生で観たことはないのだが、キャパシティは狭くとも、これがUFCの縮小版なのかと思えるような、今までのあらゆる興行と異なった現代MMAの独特な雰囲気が発せられていた。

PANCRASEの作る酒井ワールドに、今回から観衆の作る雰囲気が加わり、またまた味が出てきて、一層深みが出てきた。
そんな世界だった。

漬物や料理もそうだが、積み重ねで味が出る。

そして、ますます深みを増しそうな雰囲気。
酒井ワールドの完成形は一体どこにあるのだろう。
本場を凌いで、一つの文化ができそうなほどの独特の世界だった。
こういう目線でPANCRASE興行を、引いて見るのも面白いと思う。


興行内容は盛りだくさん。いろいろと感じることが多かったので、また追って。

とにかく、すごかった。
華々しい興行だった。