今日はPANCRASE
今日はPANCRASE興行。
今回の興行は魅力的なカードが出そろい、数週間前から前売りチケット完売。
久々に聞いたチケット完売。 プロレスの興行や巨人戦やコンサートではよく聞く言葉だが、格闘技興行でこの言葉を聞くと何だか新鮮だ。
それほど、注目されている今回の興行。
そして、UFCファイトパスやLINEでも生中継。
今回はどのくらいの人がこの興行を観るのだろう。
ドクターとしても選手が安全に試合ができるように努めなければならない。
そんな中、この興奮に水を差すような不祥事がまたあった。
一番の注目カードだった石渡選手の防衛戦だが、相手のブルッキンズが計量失敗。
毎度のことだが、呆れてものが言えない。
メインイベントのタイトルマッチで計量失敗。
石渡選手が勝った時のみ試合成立...。
全く消失した緊張感。 価値が半減した敵討ち。
石渡君が本当に可哀想だ。気の毒だ。
自分は石渡君の身近にいるので、この試合の意味は本当によくわかっているつもりだ。
本来ならば、受けるべき試合ではないが、この日のためにどれだけの気持ちを持って頑張り、待ち続けたかわからない。
勝ち逃げだけはさせられない。
自分も同じ気持ちだった。 実に悔しい。
だからこの試合はさっさと片づけて、ファイターとして最低限のモラルが欠如した人間を相手にするのは、もうやめよう。
とにかく無傷で、勝ってほしいものだ。
そして、近藤有己選手も復帰戦に臨む。
所属を変えて心機一転。
PANCRASEismの近藤有己が、パンクラスイズム横浜の有己空 になった。
これも時代の流れだ。
高木健太選手が来院した。
今日の試合は完全な殴り合いになるだろうが、今回も観衆を魅了するような試合をやってくれることだろう。 頑張って!!
そして今回は、岡見選手の久々の参戦や中井りん選手やアキラ選手の復帰戦、神酒選手と安永選手の王者決定戦や、朱里選手の試合もある。
何だか頭がいっぱいだが、とにかく楽しみながら、リングドクターとしての仕事を全うしよう。