PANCRASE興行
昨日は今年初のPANCRASE。ディファ有明興行だった。
いつも激動のPANCRASEは、試合だけでなく、試合以外でも話題満載。
今年から、
・楽天スーパーポイント山分けの”パンクラスダービー”が始まった。
・LINEで完全無料の試合中継が始まり、誰もが無料でパンクラスを見られるようになった。
・外国人に日本人が勝つとボーナス。
・ラウンドガール一新。
などなど、新年初興行らしく、新しいことが多かった。
今回もディファ有明は超満員。試合終了はゴングからブザーに変わり、一層、UFCを中心としたスポーツMMAらしくなった。
試合は、今回はKOや一本が多く、非常に面白い戦いが多かった。
選手の怪我も多く、それだけ内容が激しくなっているのだろう。
ドクター4人でも、なかなか忙しかった。
諸事情で不完全なところもあるが、試合前健診のメディカルシート提出が義務化され、とても安心して管理できるようになった。
選手を守る意味では、とっても大事なことなのだ。
今回のメインは日沖発選手。 戦極時代から見させてもらい、満を持してのパンクラス参戦。
横山選手相手に圧巻の一本勝ちをした。
UFCで連敗した選手と、パンクラスで連勝している選手の対戦で、逆の結果。
当り前だが、UFCとパンクラスのレベルの差を感じさせられた戦いだった。
このケージでの戦いを世界に誇るならば、パンクラスのレベルアップ、文字通りの世界標準の技術・力が必要だ。
この差を埋めることで、パンクラス出場選手の世界への道がもう少し短くなると思う。
そんな気がしたメインイベント。日沖選手の涙を見たら、こっちも泣けてきた。
ここまで、苦しかったろう。 おめでとう。
佐藤光留選手は、フィジカル負け。
逆転の膝十字が決まりかけた時には、よもや...を期待したが、惜しかった。
プロレスラーは、怖いもの知らず。恐ろしい(笑)
川那子選手は、まさかのKO負け。
まさかの負けだが、これも現実。 また努力して、頑張って。
小宮選手は、完封勝ち。 これで、一部三連勝。
計量ミスの懺悔はこれで終わりだろう。 上のステージ・二部で、完全復活してほしいものだ。
今回から、武蔵村山さいとうクリニックロゴが出現。
嬉しかった。
小宮君、おめでとう。
来院格闘家以外でも熱い試合が多かった今回。
長かったが、新年から濃い一日だった。
次の興行では、チームMSCのTSUNEが、出陣。
正念場だ。 頑張れよ。