明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
昨日の大晦日は、何年ぶりか? 実家でゆっくりとした時間を過ごした。
大晦日の総合格闘技といえば、PRIDEやDREAMやIGF。自分は、PANCRASE以外はリングドクターとしてご縁は少ないけれど、選手の付き添いやご招待やちょっとしたスポンサーや...そして、リングドクターもあったかな? 何だかんだで格闘技で一年を締めくくっていた。
今年は、RIZINをテレビ観戦。
小池さんや島田レフェリーや浜ちゃん。三浦社長も映って、たくさんの選手やセコンドやレフェリーも面識があり、それがフジテレビで映っていることが不思議で仕方なく、異常な違和感をもって観戦した。
伝説のPRIDEの雰囲気がありありで、とってもいいイベントだったと思う。
日本発の”総合格闘技”が名前を変えて復活したと思う。
そして、UFCを最高峰とする”スポーツMMA”は、PANCRASEが酒井代表をリーダーにグングン業界を引っ張り、UFCに少しでも近付こうと意地を見せている。
この二大巨頭が、日本の戦いを引っ張っていくと思う。
自分も、引いて見ずに、中に入って一生懸命業界に尽力していこうと思う。
そして今回のRIZINで思ったことは、男の引き際。
把瑠都の相手を緊急で引き受けたピーター・アーツ。
裏事情を知っている人はその男気を感じただろうが、テレビで見た自分は目を覆った。
長年の蓄積で身体がボロボロなのだろうが、あれだけ強かったアーツの惨めな姿に哀愁の念すら感じた。
咬ませ犬は何度出ても咬ませ犬。アーツは自分の時代のスーパースター。
正直観たくなかった。
それは桜庭選手にも感じた。
裏で観た、紅白歌合戦。
NOKKOや森進一の変わりっぷりには驚いた。
そんな中、松田聖子や近藤真彦や今井美樹は昔も今も永遠の輝きを放ち、ヒョードルも相手のことを抜きにしても佇まいが素晴らしかった。
引き際って大事だ。
そこで考えた、今年の抱負。
新年一発目は、朝から初ジョギングをした。12kmを走った。
新年の朝は、雲一つない暖かい朝で、富士山と、青空と、そして月が奇麗に見えた。大きく深呼吸したら、最高に気持ちがよかった。
いくら走っても追いつかない月を見て走ったら、ゴールはないと感じた。
老いず、守らず、止まらず、攻める。
限界を感じて惨めになったら、ギブアップ。 そうならないように、下からの突き上げには焦らず突き放し、上にはどんどん攻めていって、上に上に進み続ける。
猪突猛進。
大学院時代の実験室で出会った、前にだけ進む子豚を思い出した(笑)。
豚は、前にしか進まないから後ろ足をもって下さい。。。と後輩の鳥井に言われ、バカにしながら足を持った。 でも、豚ってすごいな。
今年は、豚や猪になって、前に進もう。
今年も、よろしくお願いいたします。