福田力選手おめでとう
先週末は、大切な会議があったり、ミーティングがあったりしてとても忙しかった。
自分が会合に出ている同じ時、有明コロシアムでは、ROAD FCの日本大会。
韓国のメジャーイベントが日本で初開催された。
そのメインイベントは、GRABAKAの福田力選手のタイトルマッチ。
そして、韓国人相手にKO勝利し、チャンピオンになった!!
有明コロシアムのメインイベント。そこで勝利し、外国の団体のチャンピオン...
凄い事を成し遂げた!!
自分は若い頃からの福田力選手を鮮明に覚えている。
長州力率いるWJプロレスの練習生が、KILLER BEEに入り、山本KID選手に弟子入り。
そんな不思議な経歴の若者が、PANCRASEに初参戦した。勝っても負けてもKOで、派手で分かりやすい選手だった。
後楽園ホールの医務室。 大きな体で丸坊主でゴツい顔。黒の無地のスパッツ。
そして、リングドクターに対しては謙虚で礼儀正しい選手だった。
人と異なる経緯で格闘家になり、戦い方もプロレスラー。
佇まいを見ていたら、必ず強くなると、確信した。 もう、10年くらい前の話しだ。
あの、プロレスラー長州力を目指した福田力選手が、今回、海外団体のチャンピオンになった。
何だか不思議と嬉しく興奮した。
だが、周りの選手に言うとみんな驚かない。 この階級のトップの実力者であることは周知の事実、当たり前の勝利なのである。
そんな力選手が、チャンピオン戴冠2日目、たった36時間後にクリニックにベルトを持って報告に来てくれた。
いやー、久々に嬉しかった。
目標を達成すると、男の顔は変わる。 超える山が高ければ高いほど、苦労も多いが充実感も多い。至福の時間も長いのだ。
その位、いい顔をしていた。
最初の報告が自分なんて、恐縮したが、本当に嬉しかった。
そして、UFCの第二戦で惜敗した金原正徳:金ちゃん。
海外留学から帰国した徳留一樹。
DEEPで完敗した咲間”不良先輩”ヒロト。
この三人の慰労会をやった。
試合前で来られなかったクリスMANと高橋”Bancho”良明を含めると、現在の真の”多摩格闘家”。
結果が残らなかった試合の後なので、久々に重苦しかった。でも、みんな前向きだ。
勝ち負けで環境が極端に変わる戦いの世界。
この厳しさが、楽しさでもあるのだ。
だから応援したくなる。 みんな頑張れ!!