弾丸ツアー
昨日は午後の診療を非常勤の先生に任せ、福井まで研究会に行った。日曜日にナオキースとPANCRASEリングドクターがあるので、日帰り”弾丸ツアー”となった。
福井県... 正直、縁もゆかりもなく、イメージがない。
大学時代の後輩の出身地で、小松空港への搭乗券を買っていたな...。
敦賀気比高校は甲子園の常連校だな...。
この位しかわからない。
そんな初めての福井県だが、交通も中途半端で、新幹線は通っていない。新幹線から特急に乗り換えるのだ。
九州よりも沖縄よりも北海道よりもグアムよりもサイパンよりも... 時間がかかる”遠い”地なのである。
行きは約4時間かけて、名古屋方面を回って、福井に到着した。
のんびりと駅弁を食べて、ボーっとした。 久しぶりの”無心”で、何だか快適だった。
福井駅は、”恐竜の地”をアピールしていた。
日常診療に役立つ、有意義な会だった。
研究会で提供された水は、地元の水。 すごく美味しい気がした。
帰りは予定通り、東京便の終電。
今度は金沢周りで帰った。
そして、初体験の北陸新幹線だ。
座席は新しく、駅も新しかった。
そして新しいエスカレーターを凝視した。
この地が、東京のように左に立つのか、大阪のように右に立つのかをじっくり見たのだが、答えが出なかった。
のんびりした地なので、誰も反対側を歩いていないのだ(笑)。せっかちなのは、都会人だけなのだ。
この新幹線はトンネルが多い。 おかげで、通信が悪かった。
頭をよぎった嫌な予感が的中し、大宮に入れない。
そのため、上越妙高駅で、約二時間のストップ。
その後も徐行運転。
最悪の徹夜だけは避けられ、東京駅に着いたのがAM1時30分。
真夜中でもバタバタしている東京駅だったが、中央線の終電も遅れており、終電に何とか乗り、最寄駅に到着したのはAM2時30分だった。 約7時間の帰路だった。
金原選手と年越し武蔵野線乗車をして以来の、真夜中電車。
こんな時期に夜中の2時過ぎまで電車に乗ったこと自体奇跡だが、何とか帰れてほっとした。
尾骨が痛く、中途半端に眠くて、異常なほどの閉塞感。
弾丸ツアーは、これでもか!!というほど、激しく長く遠いツアーだった。
本当に今回の知識は時間と体力を要したぞ。 患者さんに生かさなきゃ(笑)。
自分にお疲れ様。