夏休み 最後の日

今日は朝から気分がソワソワ。
明日からの”夏季休暇後”の診療のため、すでに心は臨戦態勢。

だが、俗にいう”サザエさん症候群”ではなく、明日が楽しみで仕方ないのだ。

明日からの後半戦診療を前にして、まずはクリニックに行き、溜まった事務仕事を終えた。そして、一週間全く無回転だった頭を久しぶりに回転させて、いろいろな事を考えた。




患者さんのためにどうしたらいいかを考えていたら、楽しくて仕方なかった。
ドキドキワクワクソワソワ...。

やっぱり自分は現場の人間。現場で患者さんと向き合っているそういう人間・医者なのだ。

そんなことを改めて思い、自分の本分を再認識した。





午後からは、府中の運転免許センターに行って運転免許証の更新。

5年前の更新直後の一時停止違反により、一時間(一般)の講習を受けた。



レ・ミゼラブルジャンバルジャンではないが、小さい事でも罪の代償は大きい。

リアルで心に突き刺さるお話し・ビデオを見ての講習だった。

今回はブルーの一般色だったが、今日から5年間頑張って、次こそ、ゴールドカードだ!!


そして、終了後は、フラッと献血カーに立ち寄った。
実に13年ぶり、38回目の献血だ。


直近の13年前までは、少しでも医療に貢献しようとできる限り献血をしていた。
それが、医者として無力だった時代、医学生だった時代の自分にできる医療への貢献だと思っていた。錯覚していた。



13年前の外科レジデント時代に献血したことを自慢げに話していたら、心臓外科の上司から言われた。


献血をする社会貢献から、戴いた血液をどう患者さんに使っていくかを専門的に考え動く貢献をしろ。”

というようなことを言われ、心に突き刺さって以来、献血は自粛していた。


開業医になって今日を迎え、本当に久しぶりに献血をした。

昔とは自分の置かれている状況も違う。

両方の貢献ができる気にもなったので、上司の事を思い出しながら、献血カーに座った。


相変わらず、太い針だ。さすがに、恐怖だった。

患者さんの気持ちが改めてわかった気がした。

そんな、夏休み 最後の日。


明日からは、クリニックの仲間と再会。患者さんと再会だ。
ついてきてくれる仲間がたくさんいる。     頑張ろう。