格闘技の未来
新年度が始まり、明るく新鮮な気持ちで頑張っている。
桜も、今年は入学式に合わせるように、遅めの満開だった。
クリニックに来る子供たちには、”何組だった?”とか、”優しい先生が担任?”とかで、会話が弾む。
クリニックに仲間入りした新卒5人も、必死に頑張っている。中途で入った3人だって、一生懸命だ。
みんな、あまり飛ばしすぎないように!! 疲れるよ。
そんな中、自分は、少ない時間を使って、強くなるために一生懸命頑張っている第一線の格闘家と会った。
まずは、パラエストラ八王子の三人と会った。
徳留一樹は、先日のUFCの激闘からリカバリー中。
いつでもどんな境遇でも頭の中は、格闘技・格闘技・格闘技...。
自分が強くなるために自分にどうやって投資し、どうやって毎日の限られた時間を使うか... そんなことばかり考えてる。
本当に応援したくなる。
勝たせてあげたいと思う、のだ。
まあ、まずはゆっくり休んで次に進もう。
高橋”Bancho”良明は、もう気持ちを切り替えている。
支えるものや守るもの...と、得るものや進むもの...。いろいろな気持ちと葛藤し、彼と話すと、自分の15年前の気持ちにかぶる。
気持ちは痛いほどわかるから、いろいろと助言して助けたい気持ちになるのだ。
焦らず、復活しよう。
クリスMANは、次が決まらず、今はconservative。目標がないと生き生きしない。
今年は、PANCRASEのランカーになってもらわなくては困るので、足踏みはよくない。
クリスMANは焦って、自己アピール?か。
純粋で雑念や邪念が全くなく、ただただ世界チャンピオンになりたい!!と思っている。
最近は現実を見すぎて、達成可能な”目標”を語る選手が多い中、彼は普通じゃ考えない”夢”を大いに語る。
舞台に上がる者に、視聴者は、自分じゃ成し遂げられない夢を懸け、追い、そして乗っかる。 そして、自分の事のように喜び悲しみ... 同化する。
だから楽しい。
堀口選手、そして、徳留選手に、日本人初の”UFCチャンピオン”の夢を懸けたいものだ。
自分も、自分らしく、大きな夢を抱いて生きていきたいものだ。
みんな、頑張れ。
そんな、有意義な時間だった。