高齢者医療と格闘家

新年度がスタートした。



診療報酬が改定されたが、大きな混乱もなく、毎日の診療が行われている。

75歳未満の高齢者の自己負担が2割になり、後期高齢者の保険料自己負担は100円近く増加。
胃瘻など、高齢者向けの診療報酬は下げられ、医療機関側も医療が提供しづらくなっている。高齢者には明らかに負担が増えている。

敗戦国の日本を復興させ、高度経済成長を支えてきた人生の大先輩たちに、何だか申し訳ない...というか、冷たすぎる!!  と感じる昨今だ。



最近は、検査や治療も縮小傾向になり、それを望まれる方も多い。長期処方=少ない受診を望まれ、少しの事では僕ら”町医者”にも生き辛くなり、明らかに”受診し辛い、受診抑制”する環境に変わってきている。

過量な医療なんてやっていないし、医療にやりすぎなんて、ないと思うのにな...と、思う。


介護保険制度も見直しが迫られ、認定審査も厳しくなっている。
病院から追い出され、クリニックに行き辛くなり、何でもかんでも在宅・在宅...。

在宅って言ったって、在宅でも見てくれる人がいないのだもの...。じょあ、どうしたらいいんだよ!!
医療難民、介護難民が本当に増えてしまう。このままでは。



と、今日は、びっくり仰天の、とある取材で感じた。






話しは変わるが、最近の格闘家の来院と遭遇。


まずは、横浜文化体育館で、元パンクラシストの鈴木みのる選手、高橋義生選手と3ショット。
やっぱり、レジェンド。  オーラや存在感が違う!!


前回の20周年大会に、自身の試合で来られなかった鈴木さんは、公約通り来場。
本当に、深いところに愛情を感じる温かい方だ。
次は、プロレスの会場に応援に行こう!!

クリニックには、大好きな”GRABAKAの鉄人”KEI山宮選手が来院。
鉄人の称号・通算100戦まで、あと三試合。
頑張るしかないですね。
医者嫌いの山宮さんは、またまた、処置で大汗をかいていました(笑)。

GRABAKA福田力選手も来院。
今は、UFCからRFCに戦いの舞台を変え、大活躍している。
何だか、久々に会ったら、風格を感じた。
力君、世界で羽ばたいて、ますます頑張れ!!

ONE FCに参戦する、川那子祐輔選手も来院された。

PANCRASEから韓国に渡り、そしてチャンピオンになって凱旋。
今回は再び大きな舞台にチャレンジする。

やっぱり、言い訳せず、夢に向かって一生懸命やっている男は最高だ。

目の輝きが違った。

大きな夢に向かって、頑張ってほしい。


この一週間は、いろんな格闘家と会って、とても楽しかった。

みんな、応援しているから、夢に向かって一生懸命がんばれ!!