徳留一樹 お疲れ様
先日のUFCマカオ大会で歴史的な激闘をし凱旋した、徳留一樹選手のお疲れ様会が八王子で行われた。
集まったのは、特別に身近にいるコアなメンバーだ。
今回の戦いは、まさに死闘。1ラウンドで4回もダウンしては立ち上がり、根性を見せた徳さん。映画のロッキーのようなシーンだった。
生で観るのと画面で観るのは全く感覚が違うが、自分の歴史の中で画面で観る最高の試合だったと思う。
頑張ったことを出します。
生活のために頑張る。
家族のために頑張る。
人生懸けている。
プライドを懸けている。
などなど、今までいろんな表現で試合を感じ、選手からも試合への気持ちを聞いてきた。
だが、今回ばかりは、今までの表現を超越し、”命を懸けている”戦いに見えた。
怪我を恐れず...とはいっても怪我は怖い。
プロ選手は、怪我をして選手寿命を短くしては絶対にいけない!!なんて声も聞く。
医師としてはこんな試合、こんな大きな怪我を負った試合は絶対に評価してはいけないのだろうが、一ファンとしては最高に素晴らしい”戦う”姿勢だった。
明日がどうなろうとも...試合後がどうなろうとも... ただひたすら立ち向かっていく。今を、1分1秒を、120%の力で生き抜くのだ。
今、事故で死んでも、病気で死んでも決して後悔しない人生。
やり残しのない人生。
一話完結の人生。
どう、表現したらいいかわからないが、自分の人生の究極の目標にかぶり、心に響いた。
自分の座右の銘は、父からもらった、”自分に正直に生きろ”。
だから、やりたい医者をやっている。今の自分の素直な感性でやりたいことをやっている。
無理はしていない。
寝ても覚めても患者さんのために診療をやりたいからやっている。
そして、リングドクターもサポートも観戦もスポーツも、今の自分の素直な感性でやりたいからやっている。
嘘はつきたくないから、正直に生きているつもりだ。
でも、まだまだ自分の生活、今の人生が、”命を懸けて戦っているか?”といったら、???に感じた。今回の徳さんの戦いを見て。
そのため、あの日からいっそう気合が入り、もう少し”人生”を懸けるのでなく”命”を懸けて生きていけるように日々頑張って、男を見せようと思った。
大袈裟な表現だけど(笑)。
その位、心に響いた。 頑張っている男は、輝いていて、恰好がいいのだ。
そんな格好よく、体でみんなにメッセージを送った徳留一樹に、みんなが熱いエールを送った。叱咤、激励、祝賀、同情... いろんなメッセージだったが、それぞれが心のこもった情熱的な熱いメッセージだった。
涙あり、笑いあり... 素晴らしいお疲れ様会だった。
そして、徳さんから、サプライズのニュースもあり、最高の気分になった。
あの激戦で使ったパンツを自分にプレゼントしてくれるという、超ビックサプライズもあった。
宝物が再び増えた。クリニックに早速掲示する準備をしよう。必見ですよ。
徳さん、まずはゆっくり治療して体のオーバーホールをしてください。時間かけて。
頑張っている人にはみんなが惹きつけられる。
そんな存在になった徳さんに追いつけるように、自分も精進して、こつこつ努力しよう。
そんな気分の週末だった。