完走!! 東京マラソン-2
東京マラソン完走記念の第二弾。
マラソン前 編
大切なマラソン自体はどうだったのか。
朝の7時半頃、新宿駅に着いた。新宿駅の光景は、明らかにいつもと違う。
スーツを着たサラリーマンも、遊びに行く若者もいない。
明らかなマラソンランナーが、ジャージを着たりパンツを履いたりして、都庁方面に向かっている。もうすでに、仮装している人もいる。
そんな光景を見ているだけで、朝からドキドキした。
そして、地下道ではすぐに荷物点検があり、大渋滞だ。テロ対策...らしい。
地下道の片隅でテーピングをしてもらってから、応援団と別れ、いざ会場へ。
手荷物を預け(国際展示場まで運んでもらう)、最後尾のJグループに向かった。
だがそこで尿意を感じ、トイレに向かうと、聞いていた以上の大行列!!
その行列では、何だか知らないがみんなストレッチをしている。
アップなのか、尿意に耐えられずに我慢しているのかわからないほど、みんなが体を動かしていた(笑)。
世にも奇妙な光景。
そして、スタート前のイベントが始まったようだが、遥か彼方から声だけが聞こえ、瞬く間にスタートの号砲が鳴った。
テレビで見ていた紙吹雪は、見えるわけもなかった。
それから待つは待つはで、20分くらいか? ようやく渋滞が少し動きだし、徐々にスタート地点へ。
舛添要一知事ではなく、森喜朗元首相がいた。舛添要一は石原慎太郎との関係で外されたのかな? と、感じた。 大変な世界だな。
スタート地点に行くのには、ただ単に渋滞で長いわけではない。
今までの努力の道のりも、前日迄のイベントの壮大さも、全てひっくるめて、全ての参加者、協力者の集大成のため、焦らしていたような気がした。
始まりは終わりに近づくことでもあるのだ。
その位、スタートまでは本当に長く感じた。
自分は、前日に買った時計のスイッチを入れ、仲間たちからもらった襷を肩にかけ、そして、準備していた”懐メロ”を聞き始め、スタートした。
とうとう始まった。
が、早速、二度目の尿意に襲われた。
仮設トイレには並ばず、空いているコンビニに並び、10分くらいのタイムロスで抑えられた。
これでも早い方なのだ。
続く