12年

5月23日は、大切な日。妹のように可愛がった従妹の誕生日でもあるが、自分にとっては、手術して”生還”した日でもある。
甲状腺の手術をしてからもう12年が経った。




あの時のことを考えると、元気に生きている今がどれだけ幸せか...     全ての人、全ての事に感謝しなくてはならない。


再発の恐怖と、健康に不安を抱えながらも、その恐怖や不安が年々薄まって、今はほとんど考えることすらなくなった。  だって、体が元気だもの。


12年だ。干支が一周した。



今日は、医療事務の矢野さんと、久しぶりに会った。
クリニックの組織が大きくなって、なかなかパートさんとは逢って話しすることが少なくなったが、久しぶりに逢って、プレゼントをもらった。

”五つ葉”のクローバー


滅多になく、水が多い所に多いらしい。 良い事ありますよ!!

と、言われた。



今日の特別な日をわかっている、数少ない人で、何だか嬉しくなってしまった。




そういえば、矢野さんは、開業した直後に入職され、今やクリニック一の古株だ。もう、約5年のお付き合いってことだ。
10人にも満たない人数でクリニックをやっていた時からの方だ。

あの頃は、まだまだ病気に敏感で、特別なこの日は、職員にも”誕生日”として、祝ってもらっていた。



嫌な事は時間が経つと忘れる。     それもそれで良い事だが、病気ばかりは良い事ではない。
常に忘れずに、”一病息災”といえるように、繰り返さないようにしなくてはならない。



そんな大切な今日の日だったが、自分に目を向け、体に目を向けるいい節目になった。



今日は、帰りに実家の親父の位牌に手を合わせた。


両親には、”あまり無理するな!! ” といわれているような気がしたが、そんなことは言ってられない。


無理してでも必死に生きるので、見守っていてください。  頑張りますから。





また明日からも頑張ろう。   13年目、スタート。