渡邊大介夫妻おめでとう

昨日は、診察終了後にPANCRASEの渡邊大介選手の結婚披露宴に参列した。
開始が17:30だったので、急いで急いで診察、予防接種、そして内視鏡をやり、飛び乗るように玉川上水から西武線に乗って、神保町の学士会館へ。

由緒正しい建物で、数々の結婚式に参加しているが、この風格と重厚感は今までの結婚式場の中でも別格で好きだ。


披露宴は、一種独特の世界だった。


渡邊君は言わずと知れた格闘家:パンクラシストだから、来賓も格闘技関係者っていう、ちょっと特別な世界の人(一応自分も)ばかり。
奥様は、お坊さんなので、来賓は皆さん当然お坊さん。究極の聖職で、服装ももちろん、髪型も普通と違い、これもまたちょっと特別な世界の人ばかり。


よく、サッカーや野球を観に行くと、サポーターが完全に二分されているけれど、今回も、完全に真っ二つの世界。

でも、普通の二分ではない。格闘家とお坊さん...   白クマとライオン。蟻と象。月と海底。白と黒。


なんだかよくわからないが、決して交わりそうもない関係者が真っ二つに配席し、これぞまさしく、異種格闘技戦のような雰囲気だった。

でも、さすがはお坊さん。格闘家ならではの超体育会系の盛り上がりにも、柔軟に笑顔で接してくれ、本当に楽しい楽しい結婚披露宴だった。


渡邊君は言わずと知れた生え抜きのパンクラシスト。高校卒業後に片道切符で田舎から上京し、パンクラス道場に住み込みで修行された。今は相撲の世界くらいしかないだろうと思われる"同じ釜の飯”を食った、先輩後輩が、その当時を再現するかのように"温かい"祝福を披露し、久しぶりに見た体育会系の絆だった。



大先輩、パンクラスの心・鈴木みのる選手が、渡邊君のことを"ロングセラー”と評した。一発屋や上がり下がりの激しい人気商売である格闘技の世界の中で、とっても嬉しい心に響く表現で祝辞を述べていたのは、印象的だった。

人気者のミノワマンは、出し惜しみなく、らしさを発揮して、盛り上げてくれた。

何しろ、パンクラスらしい、素晴らしい宴席だった。


もちろん二次会も滅茶苦茶な盛り上がりだった。


これも、渡邊君の培ったもの。


これから、由緒正しい、長い長い伝統あるお寺を継承し、また再び修行が始まるであろうが、彼ならば大丈夫だろう。  根性で頑張ってください。
それより、2月の復帰戦からの大活躍に期待します。



渡邊大介夫妻。末長くお幸せに。