コンサートに行った

今日は、勤労感謝の日

日々の勤務を頑張っているから...という事で、自作自演のご褒美を戴いた。

正月の、突然の再結成報道に驚き、待つこと一年。
再結成を望むバンドNo.1の、PRINCESS PRINCESSの最初で最後の限定コンサートに行った。



最近、ある先輩が、

”日曜日にジュリー(沢田研二)のコンサートに行くんだよ!! いいでしょ!!”

と、突然言われ、思わず吹き出してしまった自分。


そんな自分も、笑われようが何を言われようが、どうしても行きたくて行きたくて仕方なかったので、日本武道館に出陣した。



思えば、16年前の解散コンサートには、医学生だったか研修医だったか忘れたが、ない時間を何とかして駆けつけた。ちょっとウルウルしたものだ。

そのコンサート以来、誰のコンサートにも行かず、武道館もプロレスか格闘技以外では行っていない。



プリプリファンは、世代を重ね、ほとんど30代から50代。ファンは、おじさんおばさんになっていた。みんな、昔ほど、跳ねてはいない。前の座席の人も、年を取っていた。


だが、舞台に上がった5人は、全く16年前と変わらず、自分の中でのアイドルだった。


奥井香は岸谷香になって、何だかすごく痩せた。奥井らしくない。
渡辺敦子音楽学校の副校長先生になったらしい。これはすごい。
中山加奈子は今もバンドをやっていて、全く変わらない。しぶい。
富田京子は、ちょっと丸くなって、お母さんっぽくなっていた。
今野登茂子は変わらず、若く、謙虚だった。



昔は、プリプリのコンサートっていったら、跳ねて叫んで踊って...さっぱりして帰ってきたのだが、今回はなんか違った。

もう見れない!!と、思っているので、必死に目に焼き付け、思い出しながら、一曲一曲を心にしみこませる。
哀愁の気分のコンサートだった。


終わった時は、何だか亡くなった親父が夢に出てきた翌朝のような、また逢えるかな?って言うわずかな期待とは裏腹に、何だか寂しい様な嬉しい様な...何だか複雑な気分で帰宅した。



それにしてもすごいエネルギーと情熱の詰まったステージ。
ちょっと今までに味わったことの無い感動があった。


こうなったら、クリスマスの東京ドーム公演も何とかして行くしかない。


そんな、中年の青春時代回想の一日だった。


あの頃のエネルギーで明日からも頑張ろう。