土曜日

土曜日は、予定通り休診だった。
患者さんにはご迷惑をおかけしました。すみませんでした。




午前中は秋の雲が漂う中、朝からフィールドに。秋晴れの最高の天気だった。

先週の日焼けの教訓があるので、ちょっと用心したが、まだまだ日差しも強く大変だった。
午後は、研究会に参加。
午前中はラフな”グータラ親父”の格好でのんびりしていたので、ちょっと正装するだけでも違和感があった。

夕方の癌フォーラムは、なかなか面白い話・興味深い話しが聞けた。

癌ばっかり見ていた勤務医時代から離れ、今はGeneral physician。
そう変身した自分がいかに彼らOncologist, specialistに近づけるか...。

今はこんな風になってきたんだ... などと、老け込んだ思いが少しでも出てきたら、医師としては終焉だろう。自分の義務・本分はどんな話を聞いても、ついて行ける・議論できる状態に常にしておくことだ。


格闘家だって、昔の名前で出てくる”同窓会ファイター”は、必ずと言っていい程、現実を突き付けられている。

なかなか時間が取れない自分だが、これからも学会の参加は活発に行おう。

そして、夕方から、同じ新宿”新宿Face”で行われているPANCRASEのリングドクターを行った。
超満員札止めの700人の観衆が入っていた。


PANCRASE所属選手が出ない興行ではあったが、新体制になっての世間への反響、期待感が、観客数、雰囲気を見ても感じ取れた。

話題が事欠かさないPANCRASEだが、試合内容もとっても良くなって、熱かった。



ドクターとしては、今回からは、試合中の”ドクターチェックのみ”という事になったので、随分気楽だった。

だが、”処置をしなくなった・病院に行かせる”、という事が、冷静に考えると当たり前なのだが、今まで、選手のため・自分の使命、を強く思って、10数年やってきたので、選手には申し訳ないような気にもなった。



会場下の歌舞伎町の中心では、盆踊りが行われていた。

飛び入り参加の方も多数いたが、東京の一番の繁華街でも、伝統が守られていることにちょっと安心した。
客引きの怪しいお兄さん、ド派手なネオンの横での盆踊り。   新宿って町は不思議だ。



連休初日は、なかなか充実した一日だった。