災害時だけではない
昨日は、診療終了後に災害医療センターに行き、武蔵村山市医師会と災害医療センターの懇親会に出席した。
関連施設...とか、提携施設...とか、登録医...とか。
何だか、いろいろな提携の仕方があるが、”クリニック”という、町の中の一人でやっている医者にとっては、とっても重要なお話し。
何しろ、”一国一城の主”という、いかにも偉そうな”お山の大将”であっても、悩むこと、手に負えないこと、出来ないこと...なんて毎日のようにある。
そんな時に、協力してくれる組織があるって、本当に心強い。
なかなか、一人では軌道修正ってできないし、難しい。
裏を返せば、そんなことないくらい実力をつけて、やれればいいのだろうが、医療はそんな簡単なもの、浅いものであるはずがない。
話しは長くなったが、立川市との市境に位置する我がクリニックではあるが、紹介先といったら、一番に思いつき、お世話になっている災害医療センター。
紹介状の名前だけは何度も見ている先生と、直接お会いし、ようやく、名前と顔が一致した。
すごく、フレンドリーにそしてオープンなスタンスで、若い開業医を受け入れてくれた。
災害医療センター...
何だか名前を聞くと、超急性期のきわめて重症の、そして外傷が多い病院!! のようにイメージしていたが、そんなことはない。
慢性疾患の、腫瘍や血液やリハビリや...いろんな疾患を診ていて、地域の特別大きな総合病院であるのが現実だった。
災害時だけの病院ではないのだ。
今回、参加して、心から気持ちが落ち着いた。
自分を頼って、命をあずけてくれる患者さんに、必ずやプラスに働く。
病院とクリニックが協力して、患者さんのために精一杯の医療を行う。
これほど心強いものはない。
明日からも、積極的に自信をもって診療を行おう。
災害医療センターの皆様。
これからもよろしくお願いいたします。