涙のカリスマ
先週は船木選手が来院して、舞い上がってしまった自分。
船木さんといったら、ハイブリットボディーでリアルファイトの最先鋒。
我らが、PANCRASEの創始者だもの、当たり前。
そんなPANCRASE、そして船木誠勝...と、最も対極にいる男・大仁田厚選手と会食した。
邪道、有刺鉄線、電流爆破、涙のカリスマ、ファイヤー...
常識をひっくり返し、世間と戦い、カリスマとなった男。
PANCRASEでリアルな戦いを固唾を飲んで見る日もあれば、F.M.Wで大仁田に心酔し、マットを叩いて水をかけてもらった学生時代。
全くの対極の”闘い”が、同じ四角いリングで行われている事自体、不思議だった。
PANCRASEには”正装のおしゃれ技”で行き、F.M.Wには”Tシャツの普段着”で行った。
どっちに行っても清々しい気分で帰ってきた。何だか、違うホルモンが分泌されていたが、船木さんも大仁田さんも格好良かった。
でも、どちらも怖くて恐ろしい”非現実=テレビの世界”で、何十回も夢に見たが、リングに上がる寸前で、大汗かいて目が覚めた。
とてもとてもこんな人達みたいに戦えない...。
だからこそ、決して届くことの無い夢の世界。常人には考えられない特殊な世界。
サンタクロースと同じ世界の人だった。
話しは長くなったが、決して届くことがない人と、連続で接することができた。
涙のカリスマは、思い描いた人物そのままだった。
面白くて楽しくて...そして、まだまだ夢追い人。ギラギラした目で大きなことを語っていた。
最後に、ファーやーポーズと、コブラツイスト刑!!!
最高の夜だった。
僕も、プロレスラーの顔をしてみたが、全然なってなかった。
いつまでも真っ直ぐ進む。自分に正直に。 夢を与えて、自分も夢を追う...。
こんな人間、こんな医者になりたいものだ。
また、お会いしましょう。涙のカリスマ。