PANCRASE興行

今日の夜はPANCRASE新宿FACE大会のリングドクターだった。

新体制のPANCRASEの掲げるスローガンは”世界標準”。

この”世界標準”への改革の中、医療部門・リングドクターは、一体どちらに進めばいいのだろうか？　世界最高峰のUFCのドクターに追随すれば、それだけでいいものなのか？　　そんなはずはない。

当たり前だが、臨床医をやりながらの、副職のリングドクターではあるし、別の顔って言ったって、いろんな条件があって理想郷にはたやすく進めない。
だが、それをどこまで近づけさせるのかが問題なのだろう。
理想郷に届かせましょうよ！！

今大会は、過渡期という事で、今まで以上に目立った動きをせず、当日を迎えた。

こんな時だからか、怪我がとっても多かった。

中でも、レーシック術後短期間の選手が、おそらくオペの影響と思われる眼のトラブルで、タオル投入された。　　　試合前検診や既往歴提出を徹底していたらこんな事にはならなかったと、心から後悔した。

良い話は、高橋義生選手が、次の大会で久々に復帰する。　　　高橋”人喰い”義生　でだ。

こんな年になって、若い後輩達・弟子達に囲まれて試合ができる。そして、ジムも責任者として自由にやらせてもらっている。こんな格闘技人生を送っているのも、向井社長とPANCRASEのおかげで、心から感謝している．．．。

と、僕に話された高橋さんからの言葉が重かった。　　自分にも重なった。
次の試合は、大注目だ。

今日は、多摩格闘技の会の三人は全員敗戦。

怪我が多く、ゆっくり見るどころかバタバタしたが、久々のリングドクターを楽しめた。

みなさん、お疲れ様でした。