PANCRASE興行

昨日は、PANCRASEディファ有明興行。最近は生意気ながら、”遊びに行く”っていうよりも、”成功させに行く”という気分で、医療の全責任を抱えて会場に向かう気分になった。外から見るのではなく、中を守る感覚...。
たった、月に一回しか行かないくせに、ちょっと生意気かな?

そして今回の興行はまたしても盛りだくさん。クリニック来院格闘家も多数出場。

砂辺選手は、残念だった。怪我で練習できなかったとはいえ、言葉がない。だが失望感は微塵もない。ただただ残念で仕方ない。力が抜けた。
明るいキャラクターとPANCRASE愛。  また別の形で復活を期待する。

川村社長も残念だった。”階級を落とすと、減量ばかりに気が取られてしまう”と、ある選手が言っていた。確かにそんな通り。ちょっと戦い方が素直すぎた。
ただ、倒しに行く姿は、なかなか”らしい”闘いだった。社長業との両立で大変だろうが、今やPANCRASEの顔。 頑張ってほしい。

そして、多摩格闘技友の会の面々は、すさまじかった。パレ八勢がまたまた連勝記録を伸ばした。10連勝! 一体、このチームはだれが最初に負けるのか?

松本君は、ヒヤヒヤの決勝進出。でも、この選手。メチャメチャ可愛がられているのだろう。四方八方から、”たかとし○○○!!””タカトシ●●●!!”の掛け声だらけ。彼のキャラクターとチームの雰囲気が感じられ、良い光景だった。

そして、”武蔵村山の英雄”金原正徳・金ちゃんのお出まし。もう、リングに上がった時のたたずまいから、相手を圧倒。PANCRASEが主戦場ではないけれど、戻ってくるまでの潜り抜けた修羅場が違うのだろう。圧巻だった。
そして、マイクでは、武蔵村山道場からの先輩・鹿又君への最高のプレゼント。ちょっと泣けそうになった。しびれてしまった。

やっぱり、勝っていくと、自然と雰囲気も良くなり、風向きも変わる。切磋琢磨を実践しているチームだ。
祝勝会もなかなかだった。

今回の興行は、観衆も多く、徐々に盛り上がってきた。そして、我らリングドクターが再び集まって、今後の活動の指針を立てた。
僕らについて来てくれれば、僕らが必ず守る。 と、言えるよう、会社とも協力し、最高の格闘技環境を整えたい。
座っているだけの”飾り”のリングドクターなんて、もうおさらばだ。