パートナーの増殖

医薬分業は普通になったが、薬だけ別の所に取りに行くのはやっぱり面倒くさい。でもこの忙しさで、院内で薬を渡していたら今の医療水準を満たせないとは思う。だから、医薬分業はとっても良い制度だと思う。

そんな現在であるが、我がクリニックのパートナーといったら、プライム薬局。そして、昨年、仲間入りした中原薬局だ。

中でも、プライム薬局は開業時からのパートナー。よく、自分が経営者だとか、グループ会社だとか言われるけど、実は、全く関係ない。  とはいえ、今やほとんど同族のように地元の医療を支えている。

そもそも開業時は、実は、別の調剤薬局にお願いしたのだが、スパッと断られた。キャパが狭い...とは言っていたが、本音のところは、自分みたいな無力の新規開業医では採算が取れないと判断したのだろう。それもそうだ。

そんな中、プライム薬局が手を挙げてくれ、開業一か月前に(一時は院内処方も考え、絶望感に満ちている時)、急転直下、決まった。この時の喜びは忘れることはない。

そんなプライム薬局は、本当に熱心で丁寧な薬局なのだが、如何せん狭い!!

それを感じ取ってくれた大久保社長がこの度、満を持して二号店を建設してくれた。
これで、患者さんもプライム薬局一号店、二号店、中原薬局と充分な調剤薬局ができて便利になるだろう。

中原薬局の中原薬局長も、素晴らしい先生。先日はNAOKEESの応援にも来てくれた。次回は選手として参加してもらうように依頼し、現在交渉中である。

自分一人では何にもできない。クリニックの仲間・同志がいて、薬局があって、そして近隣の方々がいて、患者さんがいる。
たくさんの仲間に囲まれ、そして今のさいとうクリニックがある。

こんな恵まれた環境で、最高の医療を提供できるように、これからも精進・精進...なのである。