PANCRASE興行-1

昨日は、PANCRASEディファ有明興行。何だかたくさんの事がありすぎて刺激的だった。まずは、ライターの高崎計三と会って話しをし、会場二階から新しいリングマットを一望した。クリニックのロゴマークは何だかすごくいい所に位置するではないか!!  本当に、ロゴがリングに載った。嬉しい嬉しい。
後で、廣瀬コミッショナーが、授与式で立つ所といわれ、恐縮した。思いっきり踏んでも良いです...とお伝えした。

リングドクターとしての仕事は、いつものように縫合や抜糸、ドクターチェック...とそれなりだった。だが、今回は違う。内山選手の、耳切断・離断という、リングドクターとしては初体験の大変な事故があった。病院では指の切断を含め、臓器の離断など、外科医の自分には珍しくない光景だ。だが、今回は一般の方々の前での生々しい光景。どう説明し、どう選手を守るか。とても、"想定内”ではない、事故に対してどう対応するのか、どうルール制定するのか...深く考えさせられた。  いずれにしても、今回は1時間以内に手術が開始されて何とか救急対応が出来たことだけは良かった。

勝敗云々ではなく、どう事故に対して立ち向かい、選手を守るのか。非常に重い責務を背負っていることを改めて感じ、選手や主催者とコミュニケーションを取りながら、リングドクターとして一層精進しなければならないと、深く感じた。

試合などに関しては次回。