フッと考えた

今日は診療で2人の武蔵村山の患者さんから、金原選手の話しが出た。毎日、金原選手の話しが必ず出るようになった。武蔵村山市では、プチ話題になっている、”金原チャンピオン”。武蔵村山市民に何だか元気が出てきたような気がする。

話しは変わるが、ライオンはメスが狩りに出るようだが、殆どの動物はオスが狩りに出て、外で戦ってくる。みんな必死で”明日飯を喰うため”に頑張っている。人間だって同じだ。でも、外って本当に良く見えて、憧れる事も多い。現に自分も憧れた事がつい最近まで多々あった。でも、去年からは一転して、我が故郷武蔵村山で独立して、必死に"巣"を守っている。この"巣"は、わらの家みたいに吹き飛ばされちゃいけないので、毎日毎日頑張って、早くレンガの家になるように奮闘している。
医者はフランチャイズや支店を作って大きくなる仕事じゃないから、自分の決めた武蔵村山に一生懸命根っこを張り、太くしていかなければならない。
こんなことをフッと考えたのは、僕ら若者がやたらに外に目を向け、足元がおぼつかなくなっている気がしたからだ。祖父や父の世代によって、敗戦国のこの国がここまで大きくなった。でも今でも"アメリカ追従"を繰り返そうとしているし、せざるを得ない。どうしたら、大きくなれるのだろう。冷めた感覚を捨て、もう一度一心不乱に突き進んだら、きっとすごい事が生まれるだろう。
自分も一社会の歯車として、またまた頑張って行かなければならない。
今日は週末にこんなことを考えた。
来週の選挙は大事だね。