失格の格闘家

今日は、診療が終わってから急いで立川のパレスホテルに向かい、小児の神経疾患やアレルギー性疾患の講演会に参加した。小児科の講演会なんて実は初めてで、新鮮で新鮮でとっても有意義な会だった。今までは外科医として、手術や癌や内視鏡や栄養や...何しろ現場・臨床直結の話が多くて必死に勉強してきたが、これからは自分で選んだジェネラリストの道を究めるため、今まで見向きもしなかった領域にも必死に食らいつかなくてはいけない。それが、患者さんへの誠意だ。頑張ろう。
学会といったら、我が医局の教えで、常に発表者と戦うような質問攻めをし、撃っても撃たれても最後まで戦い抜く姿勢で講演を聞く習慣があった。だからここ最近は必ず手を挙げて質問をし、戦ってきた。でも、今日だけはあまりに無知すぎて戦うどころか、リングにも上がれなかった。減量失敗で失格の格闘家の様だった。よし、次回はリベンジだ。