リチェルカーレ

naoto-s_dr2008-11-26


今日はリチェルカーレっていう、自分のクリニックを作ってくれた銀座の建設設計会社の橋浦さんが来た。リハビリ室の監視カメラ修理のためだ。相変わらずのフットワークの良さで、ちょちょいのちょいと、すぐに直してくれた。一体、この会社は何なんだろう。対応が良すぎる。まず、30年落ちの建物を自分の理想郷に再生してくれただけでも驚きなのに、その後の対応の良い事!僕は細かい事は何にも言わず、抽象的にイメージだけを言い、そうしたらあれよあれよと、いつの間にかクリニックが出来た。正直、ビックリした。何で自分の夢や心が読めて、相手に胸を張って提供出来るのだろう、と。
医者をやっていると、患者さんが何を求めているのかを見抜くのは一番大切だと思うことが多々ある。だが、難しい。この人はたくさんの検査を求めているのか、すんなり薬だけ持って帰るのを求めているのか、自分にどこまで求めているのか…。それを見抜く力が非常に重要だ。リチェルカーレは、本当に、自分の求めているもの全てをオマケ付きで提供し、自分もむちゃくちゃ納得した。お腹いっぱいになった。こういう気持ちを患者さんに与えられるように、自分も頑張んなくてはならない。すごく大変だけどね。色んな人から学ぶことが多々あるが、今日はリチェルカーレの橋浦さんと久しぶりに会って、また明日から頑張んなくてはならないな、と思った。