リングドクターのイメージ

今日、クリニックに膝の外傷の患者さんが来た。サッカーをやっている方だ。自分は整形外科医じゃないし、標榜もしていないけど、リングドクターをやっているから診てもらえると思って来た、と言ってくれた。もちろん自信を持って診たのだが、いつもと違う気分で、リングドクターのプライドを感じながら一生懸命診た。そうだ。そういえば最近は内科や小児科の患者さんが多く、自分が外科医であること、リングドクターであることを忘れかけていた。ジェネラリストの極みを達成する為に日夜奔走しているけど、自分の幹が外科医で、それでリングドクターで頑張っているのだから、これからも外傷や腫瘍など外科医でリングドクターならではの事は、深く深くふかーく、知識や技術を身に付けてそして患者さんに精一杯提供しよう、と思った。勤務医時代以上に勉強しなきゃな。
リングドクターのイメージって、どうなんだろう。でも、たぶんスポーツに強いとは思ってくれているだろうから、これからは1日1人でも、リングドクター科っぽい患者さんが来たら、気分を変えてニヤニヤしながら診療しよう。今日は平日の中だるみの中、ちょっとした患者さんからのプレゼントみたいだった。