皇居ラン
土曜日の法人ゴルフコンペが終わり、夕方に帰宅。
さあ、これから一杯やろう!! という、シチュエーションではあるが、そんな誘惑にも負けず、すぐに気持ちを切り替えて、都内に向かった。
翌日の研究会のため、ホテルに前日入りした。
という建前だが、前日入りした理由は研究会だけではない。
東京マラソンを前に、どうしても”皇居ラン”をやりたかったので、そのために前日入りしたのだ。
バタバタで出かけたので、ホテルで転寝。
日付けが変わった頃に目が覚めて翌日の準備をしていると、何とランニングシューズを忘れたことに気が付いた。 これでは、前日入りした意味もない。
家に戻る余裕もなく、ホテルから最も近い六本木のドン・キホーテへ深夜に買い出しに行き、慌ててシューズを購入した。ドン・キホーテで一番良さそうなシューズを選んだ。
土曜日深夜の六本木は、外国のようだった。 ちょこっと怖かった(笑)。
そして、日曜日は朝の6時半から皇居ラン。
国会議事堂や東京タワー、国立美術館...。
車で通る時の皇居周辺とは視線が異なり、匂いを感じ日光を浴び空気を思いっきり吸うと、全く別の場所の様で、とっても新鮮だった。
小学四年生の時に、日本テレビの”おはようサンデーマラソン”という早朝番組の大会に出た。コント赤信号が司会で、乾門がスタートゴールの皇居一周5kmマラソンだった。
確か39位で、ぴったり賞の40位に1位及ばず悔やんだ記憶がある(笑)。
乾門の公園が今も昔も変わらず、あの時の光景がついこのあいだのように目に浮かんだ。
亡くなったお爺さんに連れてきてもらったな...。
そんなことを思い出しながら、ジョギングを満喫し、皇居を三周してホテルに戻った。行き帰りを入れて20kmランだった。
そして、慌ててシャワーを浴び、朝食を食べて研究会に参加した。
生活習慣病を中心とした約4時間の講演。
長かったが、日曜日の貴重な時間を研究会に充てたのだから...と、いつになく真面目に聞いたので、とっても勉強になった。
明日からの診療に活かしていこう。
皇居ランをやったので、東京マラソン前のやるべきことはやった。
それにしても、東京は良い場所だらけだな。