公務で忙しかった

日曜日は、週に一日しかない休診日。
だが、ほとんど予定でぎっしりだ。
それもそのはず。この日に診療以外のすべての予定を入れるわけだから。


ボーっとしているのも自分らしくないので、日曜日も精力的に動いている。
結局、好きでやっているのだ。



そして今日は、武蔵村山市の休日急患診療の当番だった。


来週に向け、日曜日のルーティーン:ジョギングしなければならないので、出勤前に早起きして走った。
さすがに寒くなってきた。

来週に備え、7kmでやめた。



そして、朝の9時から夜の9時までの休日急患診療だった。


一瞬、またまた忙しい予定が入っていると思うのだが、それは違う。
この診療は”忙しくない”診療なので、とてもゆっくりできるのだ。
そういう意味では、年に3.4回の貴重な一日だ。


今日も例外でなく十分な時間の余裕があったので、診療の合間で溜まり溜まった文献を読み、情報を入れ、現状を見直し、将来のビジョンを立てた。
何だか、頭と心がさっぱりした。


そんな長い”公務”の一日だったが、先週も公務が忙しかった。


まずは、お世話になっている市内の基幹病院である武蔵村山病院との懇親会に参加した。
その中で、大学の後輩の福井先生とゆっくり話しができるなど、有意義な会だった。

福井先生は武蔵村山市認知症診療を孤軍奮闘して頑張っている。
本当によく頑張っていて、頼もしい。

これからも彼女を応援して行こう。





そして、災害医療センターとのガン診療カンファレンスにも参加した。

外科医時代の自分と、消化器内視鏡をやっている今の自分と、在宅医療をやっている今とこれからの自分の、”三人”がそれぞれの立場に立って考えられる合同カンファレンス。

昔は、外科の立場からしか物事が考えられなかったが、今は違う。

そういう意味では、医者としての幅が広がった気がする。


これからも、負けじと勉強していこう。

そして昨日は午後の診療を任せ、武蔵村山医師会を代表して、在宅療養地域リーダー研修会に参加した。


他職種とともに在宅医療の研修だったが、外科医上がりの自分には浅すぎる研修会で、古い情報のおさらいに物足りなさを感じた。

若い看護師さんの講義を聞くというのも、寂しかった。


そして、国立音大の大講堂にも行った。


音楽を聞き、久々に心を無にして落ち着かせた。
音楽は心を清くしてくれるものだ。

そんな、公務続きの今日まで。

中の仕事も忙しいが、外の仕事も忙しい。


明日からまた激務だが、頑張っていこう。