東京マラソン 回想

今日の午後くらいからようやく元気が出てきた。

昨日までは、久々に感じる”内臓的な疲れ”。筋肉痛でもなく、全身倦怠感でもなく、何しろ全身が疲れているのだ。


きっと、応援している格闘家達は、試合後はこんな感じになっているのだろう。


だが、これも快感。  自分のような常人は、こんな感覚はなかなか味わえない。イコール、頑張った証拠なのである。


ラソンは、究極の自己満足競技。自力のみの競技。ストイックな競技だ。


何が楽しくて、そんな厳しいことをやっているの?? と聞かれたら、最も過ぎて答えに迷う。登山と一緒で、ゴールした時の達成感が半端ではないのだ。

普通ではできないことを成し遂げると、そんな気分になるのだ。





ということで、マラソン愛好者にとってはゴールなど大したことではなくても、自分にとっては大きなことだった。 ゴール出来て、そして自己新記録のタイムが出せて本当によかった。





レースの報告。

スタート前は厳戒態勢。 金属探知機とゲートをくぐり、手荷物検査までされた。

かなり後方からのスタートの自分は、スタート地点など見えない。

遥か彼方から聞こえる、スタートの号砲。

そんなスタート地点に行くまで20分近くを要した。35000人も走る東京マラソンは、スタートからすでに大渋滞だった。
スタート地点には、舛添知事がいて、有森裕子さんが手を振ってくれた。
いつの日か、自己タイムを上げて、あの紙吹雪の中でスタートしたいな。


10kmくらいまでは、大渋滞。遅すぎる人がいても、追い抜くスペースもなく追い抜けない。  プラスにとらえると体力温存。

マイナーなコンビニに走り、トイレに駆け込んだ。 空いててよかった。


途中は、東京タワー、スカイツリー、雷門...を普段は見られない角度から見上げ、記念撮影。 我が故郷・東京っていいところだ!!  と感じた。


途中は、数か所にわたり、トレーナーの小池さんとGRABAKAの佐々木さんが声援と助言をくれた。
力強かった。
そして嬉しかった。

今回は、準備したせいか、”根性”とか”気合い”とか、そういった”スポ魂”系の気持ちはなかった。

楽しく走って、笑顔でゴール。

このレースに出られたことに感謝して走ることに決めていたので、最後までその気持ちを絶やさなかった。

だから、爽快な気分と、最高の達成感でゴール出来た。

タイムも三回目のフルマラソンにしては上出来。二年前の東京マラソンより30分以上も短縮。  気持ちって本当に大切なのだと思った。

ゴールしてから、小池さんと記念撮影。
一年間、鍛えてもらって、ゴール出来たことに感謝した。


ゴールしてからは、体はボロボロ。  全身が潮を吹いていて、顔色が悪いといわれた。  これも、名誉の勲章。

ということで、楽しかった今年一番のビックイベントは、最高の気分で終わった。

充実感は最高。




変な趣味といわれるかもしれないが、格闘技と草野球に続きマラソンも自分の趣味の欄に間違いなく記載されるようになった。

また来年も出たいな。


だんだんはまって、目標はサブフォーだな。