新装とDEEP
そして、日曜日のDEEP後半は、内容が濃くレベルの高い試合が続いた。
DEEPはフィニッシュ率が高いので、お客目線だと本当に面白い。
展開が早いので、野球でもなくサッカーでもなく、アイスホッケーの試合のように目が離せない。
全試合終了後には、大沢ケンジ選手の引退セレモニーとエキシビジョンマッチが行われた。
格闘技界の功労者、世界に日本軽量級の力を見せつけた大沢君は、言わずと知れた”武蔵村山市大南”出身。
俺らが町の英雄なのだ。
雨で流れたが、5年ほど前の、市民デエダラ祭りのゲストとして凱旋予定だった。
俺らが町の英雄は、引退記念VTRでも、武蔵村山市を前面に出していた。
どこかで見たことあるような少年野球時代のユニフォーム姿。
ボクシング時代の映像も、何となく、武蔵村山っぽかった(笑)。
自分が世界最高峰の舞台=UFCに行けなかったから、そこに行ける選手を作る。
そして、世界の強豪が練習で集まってくるような、世界最高のジムにしたい...。
そんな夢を追いかけて、第二の人生に向かう。
自分もそうだったが、次に進むには過去を捨てること。現実も目標も見栄も格好も...何もかもをバッサバッサ切って、過去の事を全て無くして進むのだ。
そうでなければ次には進めない。中途半端にやっても意味がない。
自分に置き換えると、メス=手術を置くこと・捨てることには勇気が必要だった。でも、大好きな手術だけしていたら、武蔵村山のジェネラリスト=何でも診る、はできないのだ。
捨てられたから今があるのだ。
大沢君は選手を捨てた。そして、次への決心を堂々と言った。
だから、必ず成功する。
世界最高のジムができると思う。
楽しいDEEPの後は、GRABAKA勢と打ち上げをし、帰路についた。
そして、土日に頑張ってくれた、クリニック二階工事の完成度を確認した。
ようやく工事が終了した。
こだわりの、手作り格子。 二階は”和”を前面に出している。
少しでも患者さん、そして職員の診療環境が良くなったと感じてくれれば、自分はそれで嬉しい。そして満足。
この空間に、個々が素晴らしい色付けを始めよう。