3.11はPANCRASE

昨日はPANCRASEディファ有明興行だった。
3.11っていう、特別な一日を、愛するPANCRASEにかけた。


本当は先祖の盛岡の方を向いて、供養しなければいけなかったのだろうが、気持ちを静めてリングドクターをした。


今回も、”医師不足”気味だったが、久しぶりにリングドクターの師匠=田中先生が来てくれ、とっても気持ちが楽だった。

今回は、いろいろな事がありすぎて、いろんな意味で自分のリングドクター生活の分岐点になる一日だった。


試合の方は、Windy智美選手が引退し、第二の人生に出立となった。

ボードックでの大怪我から復活し、大変な格闘技人生だったと思う。入院生活からの事を考えると、とても復帰などできないかと思ったが、復帰戦では怪我をした方の足で、蹴る!蹴る!!蹴る!!!。

医者泣かせだが、筋の通った戦い方。生き様やプライドを守り続ける、本当に魅力的な女子格闘家だった。ファイトスタイルが大好きで、実は、大ファンだった。

また、パンクラスらしい選手が居なくなった。何だか寂しいが、心からお疲れさま!!である。

終了後は、KEI山宮選手と、湘南魂の慰労会。
やっぱり、PANCRASE愛の会話は、楽しい。  お茶で乾杯!!





3.11以来、直接何か復興のために尽力してはいない。
でも、武蔵村山の、東京の中の地方で、精一杯の医療をやっている。
地震以来、am7:40からの検査と、8:00からの診療は継続している。
こんな小さい事でも、コツコツと努力し、日々を積み重ねる。そして、いつか大きなものに変わっていけるのだろう。

志半ばで天国に飛び立った東北の方々の分も、”盛岡の遺伝子”が精一杯頑張って、生きていきます。

明るい日本を作りましょう。