新年の始まり

今日から、2012年の診療がスタートした。

新年の朝は、とっても清々しい。  と、この4年間は感じる。今年もとっても気分のいい出勤だった。患者さんに接する楽しみを感じながら、出発した。

大学病院での修業時代は、正直、新年とか、休み明けとか...そんなものがなく、病院に泊まり続けていたので、”気分一新”なんて、微塵もなかった。もちろん、嫌な気分もなく、ただ単に”ONとOFFがない””気持ちのリセットがない”生活の繰り返しだった。

開業して、自分にとって、一番”楽しい世界”を発見してしまったので、毎日以上に、新年は”楽しみな朝”なのである。

そんな気分で今日は出勤。一日中、気分良く頑張れた。
ただ、不吉な予感を感じることがあった。夕方にクリニックの電話が一斉に通じなくなり、約一時間、不通状態。  すぐに復旧したが、新年早々トラブり、ちょっとヒヤヒヤした。
これもこれで、今年もしっかりやりなさい!!という、神の声と思い、気を引き締めて頑張ろう。

今年から、受付のメンバーが一新され、また来週に新メンバーが二人加入。
いろんな人が入ることで、ナーナー感もなくなり、緊張感が出る。そして、新しい血が加入することで、また新たなクリニックが出来上がる。

こんないい話はない。

と、言うことで、今年も一年、気合い入れて頑張ろう。

今年も、よろしくお願いします。





そういえば、先日、全日本プロレスで、アブドーラ・ザ・ブッチャーを見た。
と言うより、初めて、自分から近づいた。

ブッチャーと言ったら、フォークで、相手の額を刺し、自分も血まみれ。そして、何言ってるか解らない”外国語の独り言”を発しながら、客席に走ってくる。

考えられない”非日常”で、恐怖以外何にも感じなかった。凶器攻撃で勝っても、全く、恨めず、何だか納得できた。

そして、何よりも、”オーラ”が違った。

今回、なんだか随分小さくなった、ブッチャーに初めて近づいた。
でも、ちょっとはお客を威嚇し、今時には珍しく、”写真撮影だけで1000円”かかった。
その目の前には、札束があった。 ということは、随分な人数の客が、写真撮影をしたということだ。

小さくなった=弱くなった=怖くない   ブッチャーは、お客との”敷居”を、お金で確保した。  やっぱり、プロフェッショナルを感じた。

今の、選手は、良くも悪くも、普段は”普通の人間”だ。いつでもどこでも、非日常の奇人って、本当に少なくなった。

いつでも、オーラを放ち、いい意味でいつまでも輝いている...そんな人間になれたら、最高だな!!と、ブッチャーを見て、思った。