明日で三周年

明日で、開院して、丸々3年。今年ばかりは感慨に耽る間もなく、日々の診療に追われている。
こんなことをしよう!! 
こんな設備を作って、こんな機械を入れよう!!
こんな技術を身につけよう!!...

酒を飲んだり、車の中でボーっとしていると、いつもそんな事ばかり考え、ゾクゾク・ドキドキ・ウキウキするのだが、翌朝には日々の診療で、忘れている。

こんなことを繰り返し、毎日毎日夢を見ながらも、コツコツ夢に向けて頑張っている毎日。実は、今が、夢・実現中なのかもしれない。

医者に一生懸命で、患者さんにも一生懸命。
仲間と協力し、頂のわからない山を毎日毎日上っている。

なんて、幸せなのだろう。

三年間。大変で大変で仕方なかったし、たくさんの方々に迷惑かけたけど、三歳は三歳なりにいろんな経験を積んで、成長しています。

これからも、楽しいことも辛いこともを一生懸命に頑張って、幸せな日々を送ります。


今日、手術をしている時に、医者になって修行していた時の上司との初手術を思い出した。”モートル”とか”エルステ”とかいわれる、初手術。外科医の本当の第一歩。手が震えた、真夜中の虫垂炎の手術だった。
その時にさりげなく撮られた”宝物”を机から探しだし、この15年間でいったい自分がどうなったのか?
改めて、自問自答しよう。その時に考えた15年後の自分像...になれているかだ。

明日=誕生日は、また楽しみだ。

この写真。上司の”中村ファミリークリニック”院長の、中村先生がポラロイドでさりげなく撮ってくれ、プレゼントしてくれた。  本当の宝物。