格闘技界の大夢

昨日は、診療終了後に大慌てで世田谷に行き、SRCの向井社長、梅木レフリーとのちょっとした会議に参加した。内容はさておき、何しろ温かい・深い...。総合格闘技への情熱が深く、かけているものが大きい。

ちょっと前まで、リングドクターをやりながら、本音の所の、興行・エンターテイメントなのか?、建前の所の、競技・安全なのか?何だかわからなくなることは山ほどあった。でも、総合格闘技は見るだけでも拘るだけでも本当に楽しいし、何よりも主役の選手の情熱や心に魅せられて、そんな本幹の事など考えなくても自然に惹かれていた。でも、冷静に考えれば考えるほど、理想と現実・本音と建前・世間体と真実...の違いに誤魔化され、その中に浸かっている自分に少々嫌気がさすこともあった。

そんな自分のイメージを180度ひっくり返す位の情熱が、今回の会議で感じ得た。これは格闘技界が必ずすごい組織になる、独立した一つの巨頭になる...、そんな可能性を感じるほど有意義な、ワクワクする会議であった。

大きな夢のための足場固め。土台がしっかりすれば揺らぐことはない。

クリニックと重なる部分が多々あり、考え直すいい機会でもあった。