さようならおじいちゃん

昨日は、祖父の四十九日法要だった。時が経つのは早い。この前、老衰で天国に旅立った祖父が、昨日とうとう、愛する祖母や先祖代々の家族と共にお墓に入った。大好きな国立の家を初めて離れた。自分とも初めての"別居”となった。寂しいお別れというよりも、ひと時のお別れ。本当に99年間、生き様をありがとう。

夜には、フッとまたまたお祭りに行った。祖父が好きだった金魚すくいに行った。左手で得意気にたくさん金魚を取った祖父の姿を思い出した。金魚は、今も昔も変わらない。
お祭りの風景も全く変わらない。
若い開業医の自分は、進むことばかりに目が行っている。だけど、そんな光景を見たら、新化も維持も後退も...過去も未来も...みんなみんな大切なことであって、守ること、進むこと、何もかもが必要で、そしていろんなことによって、自分の生活や文化が出来上がってくるんだと、改めて思った。