廣戸さん、ありがとう

今日は、PANCRASEのリングドクターだった。近藤有己の復活激勝、ネオブラットの決勝戦、二大タイトルマッチ...。それぞれが意味が深くて大変良かった。それよりも、それよりも...、何も知らなかったのだが、PANCRASEの創成期から審判部長をし、要するに日本の総合格闘技を作ったといっても過言ではない廣戸聡一さんが、今日をもって引退された。思い出が深い。廣戸道場の整体師さんの大親分でも有り、いまや独自の世界を確立し世の中にも認められている。そして審判では、き然とした判断、的確な発言・行動。公平中立な審判...。どれを取っても超一流だった。”PANCRASE公認レフリー、審判部長、コンディショニングアドバイザー、廣戸聡一!!”という紹介がなくなることがとっても寂しい。
今日は、メインイベントを裁いてから、引退セレモニー。
すごい人数が押し寄せて、胴上げ。お客さんもたくさん残っていた。

最後も、爽やかな笑顔でリングを降りていった。
お疲れ様、だけど、これからはもっともっと残った人間が正しいルールや、正しい方向付けをして、この競技を確立しなければいけない。だから、これからは、僕らが現在のアメリカ先導に待ったをかけよう。廣戸さんを含め、僕等PANCRASEが土台を作って世界に発信したのだから。